やまめの学校2回目は登りが苦手な人におすすめの講座の内容

やまめの学校

2回目のやまめの学校に行ってきました。2019年4月以来4か月ぶりです。ポジションを変えたのが大丈夫なのか、できていると思っていることが本当に合っているか、確認してきました。

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2回目のやまめの学校の内容と参加者

今回参加したのはもちろんロードの学校ですが、特に「登りが苦手な方におすすめ」との注釈がありました。参加者は9名。男性5名、女性4名。自転車人口比を考えると、女性の割合が高めですかね。

9:00開始。まずは簡単な自己紹介。かなり常連の方が男女各1名。男性陣はヒルクライムレースでタイム短縮を狙っているような方が多い印象でした。

座学スタート

座学の目的は、理論を体感すること。聞いたままを鵜呑みにするのではなく、考えて、納得して、体で感じてみて、納得する。

前回と同じ内容もありますが、新しいこともありました。内容が新しいというより、表現が違っているのでしょうか・・・。強調しているポイントが違っているように感じるのは、自分が変わったからなのか?

知っていること、わかっていることのおさらいのつもりでいたけど「へ~」の連続でした。前回は情報が多すぎて頭がパンパンになったけど、2度目の今回は大丈夫さ!・・・のつもりがやっぱり頭がパンパン。情報を消化しきれず、この段階ですっかり無口に。

他のみなさんはついてきているように見えるけど・・・自分は頭で考えすぎ?

こうすると力が出せる、こうすると力が出ないという事例が次から次へと示されます。行った人しかわからないと思いますが、いくつか挙げると、ヘルメットをかぶる深さ、ソックスの長さ、腕時計の位置、パンツタイプよりビブパンツ、パンツタイプなら腰パン、良いアイウェアとダメなアイウェア、ダメなインソール、ての指それぞれの働き、などなど・・・

筋肉がある、ないよりも、体が正しく使えているかどうかで全然違うということです。身体ってよくできているのに、どうしてちゃんと使えないんだろう。正しく使うのって難しい。

全体的には、上半身の使い方に関する話が多かった印象です。意外ですが。

いよいよ実際に自転車に乗ります

かなり盛り上がって10:30過ぎでしょうか。一同外へ。広い安全な駐車場でデモンストレーションです。

8の字のデモンストレーション。とにかくこれは重要なんだって。登りが上達するために必要な技術が身につくらしいですよ。といより、自転車を正しく安全に乗るために必要な技術が全部つまっているみたい。

車体を倒すとスピードがあがること。狙った場所でピタリと止まること。

ハンドルは低いけど、上体を立てる乗り方。矛盾しているように思えますが、ハンドルを持ち上げるように上体を起こすことで、ペダルを踏む力が生まれるということです。これは、午後の坂錬でみっちり復習しました。

昼食後、坂道へ向かう

昼食中も座学の延長のような雑学がもりだくさんでした。お腹いっぱいになったら坂道へ移動。坂道への道中、ペダリングをチェックされ、いきなりダメ出し~( ;∀;)

「踏んでる」ということと「足首の角度が一定じゃない」

どちらもすごく気を付けていたつもりだったことなので大ショック!

さらに「もっと前に座って。」ええええええ!わざわざサドルを後退させてもらってたのに、前ですか?

この段階で頭の中はさらにパニックです。もうどうすればいいのかわかんない。

できるだけサドルの前に座っても足りなかったようで、サドルを2センチ前に移動してもらいました。これって、前回参加した時と同じ位置ですけど。

上体を持ち上げるためには、ハンドルの位置が適正でないとやりにくかったり、効果が感じられなかったりするそうで、私の場合はもっと低い方がいいということでした。スペーサーを外して、ハンドルの角度も調整してもらいましたが、もっと角度のついたステムでハンドルを下げるといいよ、というアドバイスをもらいました。

いろんな坂道で練習。みんな効果を実感し、歓喜

前回はひとつの坂を上ったり下りたりして練習しましたが、今回はこの坂で数本、移動して別の坂で数本、休憩はさんで移動してまた数本、という練習方法でした。

上るたびにアドバイスを受けます。みんな続々「あ、わかった!」「ほんとだ、全然違う!」「すごい楽」など歓喜の声があがります。そういう人たちはおもしろくて仕方がないようで、上り切ったらすぐに下りてまた上る。

その時はできない、わからないのは自分だけのような気がしていましたが、冷静に考えてみるとすぐできた人、そうでもない人は半々くらいだったでしょうか。

ロードレーサーはサドルバッグもフロントバッグもNG

ロードバイクは、スピードを出すための乗り物なので、バッグ類はつけてはいけない。どうしても荷物を持つならリュック、という話がありました。

それを裏付ける事例を目の当たりにしました。

登り坂で、自転車を振るのがいまひとつできていない生徒がいました。下から見ていた先生は「あれはサドルバッグのせいだ」と言って、本人が気づかないようにサドルバッグを外しました。「腕を振るんじゃなくてサドルを振って、サドルを振って」と、さっきと全く同じアドバイスをしながら、もう一度上らせました。

すると今度はちゃんと自転車が左右に振られ、きれいなダンシングになっているんです。同じように自転車を操っていても、サドルバッグがないだけでこんなに違うなんて!

話は尽きず、17:30に早退

その後、学校に戻り、座学の補習(?)。興味深い話ばかりですが、待ち合わせ時間があったので、17:30頃、途中で退席しました。通常は16:00頃終了ですが、いったい何時にお開きになったんでしょう?先生も生徒も、みんなとても熱心です!

今回の収穫

なんといっても、まだまだ全然できてないということがわかりました。

  • サドルは2センチ前
  • ハンドルをもっと下げた方がいい
  • 足首の角度→直すには、スピードスケートのような足の動きを意識する
  • 曲がるとき、腰でサドルを倒す感じをもっと練習する
  • 登りの時のグリップを教わりました
  • 1時7時で止まるコツがわかった(できるまでの道のりは遠そうだが)
  • 8の字のコツがわかった(できるまでの道のりは遠そうだが)
  • 猫背にならずにおじぎするコツがわかった
  • 下半身の力を出すために、意識すべき筋肉の位置がわかった
  • 次に来るまでに逆三角形になるよう筋トレの宿題
  • 自転車は、ゴルフやテニスと同じ「握る」スポーツ

まとめ

学校放課後は、混乱しすぎて泣きたくなるほどでした。でもこうしてまとめてみると、理解できていることはたくさんあります。今からやるべきことも整理できました。ひとつひとつ身に着くまで、他のひとより相当時間がかかりますが、亀の歩みでがんばろー。ファイト、自分。

誤解を生む恐れがあるので内容について細かいことは書きません。やはり直接話を聞いて、自分の体で感じることが大切だと思います。

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