やまめの学校へ行ってから2か月たちました。ひと月前に記事にまとめた後も、引き続き進化中(多分)!
やまめの学校後2か月までのライド
夕暮れ時から目が見えにくくなる年ごろなので、ライドは基本的に日の出から日没までにしています。6月は長い時間乗れるので、強度高めのライドがつづきました。
5月19日 距離135キロ、獲得標高1700メートル
5月22日 距離130キロ、獲得標高2500メートル
6月1日 距離 85キロ、獲得標高1600メートル
6月8日 距離110キロ、獲得標高2300メートル
6月13日 距離130キロ、獲得標高2500メートル
6月17日 距離100キロ、獲得標高2000メートル
おー。こうしてみると、一年前の自分と比べるとすごい進歩だなぁ。あの頃は1600-1800mのぼればがっつりライド。今は2000m未満はゆるく感じてしまいます。

立ちこぎの使いどころがわかってきた
やまめの学校へ行って、『立ちこぎが楽に効果的にできるように』なりたての頃は、調子に乗って立ちこぎを乱用していました。そのため、ライドの終盤で脚が売り切れ大失速すること数回。徐々に学習して、自分なりの立ちこぎの使いどころが掴めてきました。
正しい荷重位置はまだみつかっていない
まだペダリングが不安定で、ちゃんとできている自信が持てません。左右の脚が均等に使えている感じがしません。右脚の方が多く働いているようで、右の腿やお尻の筋肉が先に疲労感を感じます。
ペダルを回すときの、左の足(footの部分)の角度がぴたっと決まりません。靴の中でかかとを内向きにしたり、外向きにしてみたり試していますが、安定感がある場所が見つかりません。
立ちこぎの時は、ペダルに荷重する位置も安定しません。母指球といっても、つま先上がりで母指球に体重をかけることもできるし、つま先下がりでもできます。同じつま先上がりでもどの角度が正解なのか?また、その時のおじぎの深さ、腰の位置は?ハンドルへはどのくらい体重をかける?など、ひと踏みごとに確認中。
ギアチェンジが上達 無駄な体力ロスが減った
今までお尻やハンドルに乗っていた荷重が、ペダル荷重になったことで、適正なギアが体感しやすくなりました。一番軽いギアでの低速練習でコツがつかめました。多少ギアが合わなくても、うまく対処できるようになりました。
以前はギアが軽すぎると、ペダルがスコンと回っていました。立ちこぎだった場合は立っていられないし、座っていれば、意思に反してペダルが勝手に回ってしまう。自分がペダルを回しているというより、ペダルに操られているような感覚。座り馴れた椅子に座ろうとしたら、たまたま高さが低くなっていて、ドスンと椅子に落ちるように座ることありますね?そんな感じ。
特によかったのは、アップダウンのあるところで、下りで安心してスピードを上げて上りに突入できるようになったこと。
以前はそこでのギアチェンに自信がなかったので、下りでもインナーのまま。今ならどんどん踏んで加速します。
一方の上りは、スピードが落ちるままにどんどんギアを下げるだけでした。今は失速しないようにさっと素早くダンシングに切り替えられます。以前と同じ獲得標高でも楽に感じるようになってきたのは、惰性で上っている距離が増えたことが大きいと思います。
長い上りで浅いおじぎ
「長い上りでは浅いおじぎ」と本にも書いてあるし(「自転車の教科書」p.158)、学校でも説明があり、練習もしましたが、まったく理解できていませんでした。
それが、ある時、突然わかったのです。
なんでわかったかというと、極限状態だったから。苦しいと、体ってなんとかして効率の良い方法を見つけようとするんじゃないでしょうか。紙一重ほど微妙に「楽」になる漕ぎ方が、元気な時より敏感に、大きな差に感じるんじゃないかな?
肩甲骨がストレッチ
以前はライドのたびに首が回らなくなり、肩甲骨あたりに常に痛みがありました。
一か月前は、それがかなり改善。今は、それがさらに一歩進んで、乗りながらにして肩甲骨がストレッチされていて、とても気持ちいいんです。乗るたびに背中が痛く、固まっていたのとは天地の差!
この感覚がつかめたので、肩は後ろに残しながら、頭は前に伸ばすことができます。「自転車の教科書」p.76にある、深いおじぎの定義のひとつ「頭が遠い」状態です♡
さらにさらに、これによって、ライド後、二の腕の後ろから背中にかけて軽い筋肉痛を感じるようになりました。大きな筋肉が使えていていい感じです。その分、ひじ痛、親指痛が大幅に改善しました。そのうち完治しそうです。
今後の課題や解決したいこと
身体のゆがみ
左右対称に体を使えていないようなので、直したいです。
ペダリングの左右差、上りで右手がしびれる、登りで左足がしびれる、右手離し(ハンドサインを出す)が苦手などで困っているので。
ふくらはぎが硬い
筋肉を正しく使えていれば、その部分はやわらかくなるということです。正しいペダリングができていれば、ペダリング自体がストレッチ運動になるとか。私はふくらはぎが硬く張ってしまうので、これはぜひ身に着けたいポイントです。
筋肉は使うと固くなるイメージがありますが、「凝り」とか「張り」は将来「痛み」につながる、ダメな反応だと思うのです。スポーツストレッチトレーナーの兼子ただし氏も、「ランニングはストレッチだ!!!」と言っています。なので、私はこの説が正しいと信じています。
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