雨に降られると体が冷えて困る季節になりました。標高の高い富士山スカイラインで雨に降られた時のコーディネイトと雨対策について。
10月上旬、富士山スカイラインに行ったときのお天気

- スタート御殿場(御殿場線)、ゴール御殿場駅
- 距離49㌔ 獲得標高約1138m
- 最高高度 約1400m (予定では1700)
- 10月上旬、8:00頃御殿場駅スタート
- 天気 薄曇りのち本降りの雨
- 気温 12-22℃
- 風 ほぼなし

ジャージ/Velocio
ジャージはアメリカのブランドVelocio半袖真夏用のジャージサイズS。2つのサイズで迷ったけど、大きめを選んだので楽な着心地。
あまり見かけない黄色のジャージはマイヨジョーヌみたいで注目度抜群。木洩れ日のなかで嫌味なく映えます♡写真を撮ってもらった時、小さく映っていてもすぐに自分を見つけられる。
汚れがつくと目立つので、輪行の時にチェーンに触れないように細心の注意をはらいます。
ジレ/Rapha
ジレはRapahaのクラシックジレ。定番で現在も販売中ですが、私のこれは限定モデルで背中のメッシュ部分がちょっと違います。ロゴも定番のは白だけどこれはピンクです。
涼しい日に標高の高いところに行くので、すこし厚めのジレをセレクト。背中にポケットがあるのが便利です。この日はヒルクライム中以外ずっと着ていました。
アームカバー/RaphaのスクリーンとTICのアームウォーマー
腕の部分は、ラファの夏用アームスクリーン。プロ用だったかレース用だったかで、かなり薄手のタイプです。ヨーロッパの人は、紫外線は防ぐものという意識が希薄なので、紫外線対策のアームスクリーンがないブランドも多いです。ラファも、タイミングによってあったりなかったり。
富士山スカイラインの旧料金所付近は、いつもすごく寒かったり天気がくずれたりしているので、念のためアームウォーマーも持っていきました。これが賢明な判断でした。
グローブ/スペシャライズド
Mサイズ。大好きなカラーと好みのクッションで最近はこればっかり。指ぬきタイプはダウンヒルでもしかしたら寒いかな?とおもったけど、さすがにまだ大丈夫だろうということでこれ。
キャップ/Rapha
キャップはRaphaの2018年夏のOde to the Sunシリーズのもの。このシリーズは大人気で、すぐに売り切れてしまい、手に入りませんでした。なのでこれはメルカリでゲット。
カラーもサイズも素材もめちゃくちゃお気に入りなのですが、飼い犬のおもちゃにされてしまい、つばに歯型がついてしまいました。でも好きすぎるのでそのまま使っています。
Raphaのキャップは、コットンのものと、化繊のものがあります。コットンのものは生地が厚くサイズが小さめで好みではありません。
レーパン/ラファ
レーパンはラファのクラシックショーツレギュラー丈。
レッグカバー/パールイズミ
レッグカバーはパールイズミ。ヒザの裏のメッシュのせいで縫い目が多い。品質表示のラベルがチクチクする。ロゴの位置が気に入らない。目立つ位置に目立つロゴがついているのを嫌がる人はいても、喜ぶ人はいないと思いますけど。
【現品特価】【M便】パールイズミ 【W411】 コールドブラック レッグカバー 2.ブラック レディース 1908
なのでこっちにすればよかったと後悔してます。カペルミュールUVカットレッグカバー
ソックス/Rapha
ソックスはRaphaのスープレスのショート丈。自転車用ソックスでショート丈はめずらしいかもしれません。
ベースレイヤー/ファイントラック
ベースレイヤーはファイントラックのスキンメッシュブラタンクトップ。デザイン性はないけど、ブラと一体型で楽で涼しい。

ウィンドブレーカー/Raphaとモンベル
ウィンドブレーカーはラファ クラシックウィンドジャケットと、必ず携帯しているモンベルの極薄ポケッタブルの2枚持ち。
ラファは、ヒルクライム終了後の休憩中と、雨のダウンヒルで着用。モンベルは、ダウンヒル終了後帰り道で着用しました。
想定外のまともな雨でその場しのぎの対策
降っても霧雨だろうと思っていました。そのため、気温対策はしていたけど、雨対策はおざなりでした。猛反省です。
上半身
ベースレイヤーとジャージの間に、ビニール袋を挟みました。肌に直接触れる下着を濡らしなくなかったのと、防風のため。
アームウォーマーを着用。腕にはビニールをかぶせられなかったけど、ウォーマーは防水効果がありました。
厚手のジレの上にラファのウィンブレ。ラファのウィンドブレーカーは本降りの雨を防ぐことができません。ジレと重ねたことで、体幹部分は冷えずにすみました。モンベルの薄手ウィンドブレーカーは、輪行中に着るため、濡らさずに温存しました。
このおかげで、濡れたのはジレとアームウォーマーでカバーできなかった上腕のごくわずかな部分だけで済みました。
手
濡れたグローブは体が冷えると思い、素手にしました。最初のうちはよかったけど、濡れてくるとグリップが不安になりました。また、濡れた路面でスリップしやすいので、落車の心配がありました。雨のダウンヒルで素手は危険でしたね。不正解の対策でした。
正解は、輪行用の使い捨てビニール手袋をつけた上にグローブ着用。残念ながら私は持っていませんでした。次からは忘れないようにしなきゃね。
下半身
私は特に対策せず。サイクルウェアは乾きが早いので大丈夫だと判断。パッド部分だけは乾きにくいので、寒かったら電車に乗るときにパッド部分の内側にビニールを挟めばいいと考えました。
森の駅富士山には雨合羽の上下が1000円ちょっとで販売されていました。仲間の一人はそれを買って、パンツだけ履きました。
ポンチョは風でバタつくので、自転車の場合は役に立たないだけでなく、危険です。
足元
つま先が濡れてしまうと、体中が冷えてしまいます。足湯の逆ですね。しかも靴の中が濡れてしまうと、なかなか乾かないので、電車の中でも不快です。

ビニール袋の準備がなかった人たちは、道の駅でレジ袋をもらって、足の雨対策をしました。足に直接レジ袋をかぶせ、その上から靴下をはきます。靴の中は濡れてしまいますが、足が濡れることはありません。
キャップ、アイウェア
アイウェアをつけていると目に雨がかかることはありませんが、濡れて視界が悪くなります。キャップがある程度雨が顔にかかるのを防いでくれるので、私はサングラスは外しました。
雨対策の結果とその後
これだけ対策をしてダウンヒル開始。寒くて寒くて膝が震えました。できることは足を回して少しでも体を温めることぐらい。他の交通機関がないので、やるっきゃないということでひたすら耐えました。
標高が下がるにつれ、気温が高くなり、震えが止まりました。
もっと下ると路面が乾いていて走りやすくなりました。
さらに下ると雨が止んだので、風でウェアを乾かすことができました。
駅で仲間と再会できた時は本当にほっとしました。二度と会えないかもしれないと思ったよ。
濡れた上着類は全部脱いで、薄手のウィンドブレーカーをはおりました。温存しておいてよかった。靴の中はちょっとぬれちゃいました。以前のシューズよりメッシュ部分が多いからかな。
反省会(飲み会じゃないよ)
駅周辺の気温は20°以上あって助かりました。これが冬で10°以下だったら結構深刻な状況でした。今回の反省は次のとおり。
- ウィンドブレーカーではなく、レインジャケットにするべきだった
- 輪行用の使い捨て手袋は忘れずに
- レインパンツもあればよかった
モンベルの雨用サイクルパンツはまだライドで着たことはなく、雪の時に活躍しています。
よかったことは次のとおり
- てぬぐい。身体を拭くことができたし、首に巻いて防寒できました。
- ビニール袋とビニールテープ シューズカバーになった
- キャップ 雨除けになった
皆様もお気を付けくださ~い!
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