ツール・ド・フランスの中継を毎晩楽しみに見ています。かなりの確率で寝落ちしてしまうのは私だけではないはず。ゴールでの実況の盛り上がりに気づき、結局ゴールシーンをVTRで見るという。
ツールあるあるは置いといて。
今年はやまめ乗りでいろんなことを考えるようになったので、選手のフォームも細かくチェックしています。
先日、解説でちょっと気になることを言っていました。
上り坂では、選手たちはサドルの前の方に座っています。サドルが半分以上後ろに余ってるくらい。こんなかんじ↓
で、解説で『今はみんな前乗りですね~。昔みたいにサドルを後ろに下げて、前にけりだすような漕ぎ方はあまりしませんね。前に座って、脚の重さを利用するんです』とかなんとかいうようなことでした。
特にトライアスロンでは極端な前乗りだそうです。(ショップ店長これだよ~)
後ろ乗りって昔の乗り方なのかな?
ここでいう後ろ乗りってやまめ乗りのことなのかな?どこかちょっと違うのかな~?
私の場合、ハンドルを前へ2センチ、サドルを後ろへ2センチ下げて、ものすごく乗りやすくなりました。安定感あるし、呼吸がしやすく、前方後方の安全確認がしやすくなった。カーブで体を倒しやすくなった。なんといってもペダルの感触がすごくよくわかる。上り坂で今まですごく踏み遅れてたし、無駄な力を使っていたことが体感できてる。今まで痛みを感じていた肩、背中、肘、手の腹は、すごく軽くなった。
競技として最大限のパワーを出したいならわからないけど、前乗りはパワーを無駄にしない乗り方だと思います。
こんな話もしていました。以前リカンベントみたいに極端な後ろ乗りをする選手がいたそうです。空力的に有利なので平地では速いけど、ゴール前のスプリントが全然ダメだったんですって。
ってことは、私のようなファンライド、ロングライド派には速くて疲れないぴったりの乗り方だと思う!
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