箱根ヒルクライムの本命は箱根旧道!決して優しくはないけど、いつ行っても好きな道です。
はじめての箱根は旧道をのぼろう

箱根旧道お玉ケ池まで
- 道幅 ほぼ2車線、序盤狭い
- 路面 きわめて良好
- 交通量 少なめ
- 眺望 特になし
- 木洩れ日 まあまあ
- トイレ ところどころあり
- 水分補給 ところどころあり

上った人のスペック
自転車歴3年目以降度々 50代前半女性
SPECIALIZED RUBY 前50/34T 後11-32T
ルートの最高標高地点、大観山は平地とは天候が違うので、風、雨対策も考えましょう。
こんな日に訪れました
- 12月平日日、10:00頃のぼりはじめ
- 天気 曇り
- 気温 3-10℃
- 風 強くはなかった
先は長いので飛ばしすぎ注意

上り始めてすぐ、セブンがあります。そのすぐ先にファミマがあり、こちらはイートインがあります。
準備ができたら、いよいよスタート。最初の方は道幅が狭めで、交通量もまあまああります。左側に段差や、グレーチングがあり、ちょっと走りにくい。
先は長いので、スピードは抑えめに。旅館が途切れたあたりから、道が広くなってきます。
箱根大天狗神社の赤い鳥居(なぜか天使がついている)が右手にある、左カーブが前半のハイライト。ここにいるときに限って、後方から車が来て、えぐい斜度のインナーを走るハメになりがち。
もう少し進むと畑宿です。ここまで約4キロ。まだ大丈夫かもしれないけど、ここで休んでおくことをおすすめします。
寄木細工をのぞいたりして。トイレもあります。
箱根旧道のメインイベント七曲り
畑宿を出発するとすぐ、くねくねカーブが連続する七曲りが始まります。

箱根旧道七曲り
嘆いても仕方がないので、楽しみながらくねくねくねくね。
見晴らし茶屋のバス停から、猿滑坂のバス停までは、ちょっと緩くなって600メートル、8%くらいの坂です。
猿滑坂を過ぎたら、あとカーブ2つくらいで、甘酒茶屋に到着。
私はここのおもちが大好きなので、必ず立ち寄ります。
夏は天然氷のかき氷。
朝9時から開店しているので、到着が早すぎて食べられない、という自転車あるあるとは無縁のお店です。嬉し♡
お願いすれば、ボトルにお水を入れてくれる、親切なお店です。
しかし、メンズはたいていここはスルーして、登りの終点お玉ヶ池までノンストップ。ここはなんもないので女子にはおもろない。
これで、ひとつめの親分を攻略することができました。
湖畔のアップダウンの後は大観山
ここから箱根で遊ぶなら、あちこちルートがありますが、私は下りが苦手なので、可能なら椿ラインで下山します。そこに、立ちはだかるのが大観山。
お玉ヶ池から、芦ノ湖まで下ったら、観光客だらけの湖畔の道。緩やかなアップダウンで軽快に走れます。
箱根関所前という信号を左折したら、大観山への道です。
ここからはこちらの記事をご覧ください。

大観山の天候は要注意
しかし、大観山の天候にはいつも悩まされます。
山の下と、天気が全然違うことが多すぎ。濃霧、低温、強風・突風などなど。ここに来るときは十分注意してください。
12月上旬の今回、大観山の気温は5℃。ウェアはこんな感じ。
銀行強盗みたいですが、上から
- 夏用キャップ
- 薄手のスヌードで耳までカバー
- ファイントラックブラタンク
- アソスの秋用ベースレイヤー
- ラファのクラシックジャージ
- ラファのインサレーテッドジレ
- ラファのウィンドブレーカー
- アソスの冬用ビブ
- アソスの真冬用ソックス
ここでは、ちょっと寒いという程度でしたが、標高が下がるにつれ、気温が上がるから大丈夫だろうと思いました。
ここからは20キロの下り、30分くらいの我慢です。
しかし!
下るときに風を切るためか、寒い寒い。どんどん体温が奪われる。
たまらず「しとどの窟」で一休み。止まった方が暖かく感じます。
風速1メートルで体感温度が1度下がるらしいですね。
風速10メートルは、時速36キロだそうです。
時速36キロで走っていると風速10メートルと考えていいのかな?ちょっと違う気もするけど、仮にそうなら体感温度は10度低いわけで、マイナス5℃の中を走っている状態だったのかもしれない。寒いわけだ。
紅葉シーズンなら紅葉の郷で写真ストップ
下りるにしたがって紅葉がきれいでした。山がオレンジと赤に染まっている。
きれいだと思ったら、「もみじの郷」というところでした。
涙や鼻水たらしながら、なんとか湯河原駅までたどりつき、何か温かいものを食べなきゃ死にそう、ということで、ラーメンをいただきました。
小田原まで行く予定でしたが、身の安全を考えて今日のライドは湯河原で終了。
駅では手湯(足湯ではなく)であたたまりました。
まとめ
いつも苦しい思いをする七曲りからの後半ですが、今回は和田峠に行った直後だったせいか、とてもマイルドに感じました。
特定の坂を楽に登れるようになりたいと思ったら、その坂よりもきつい坂を登ることですね。
あと、箱根に行くときはおおげさなくらい上着多め。これ大事。
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