仲間が買ったCafé du Cyclisteカフェドシクリステ3/4丈ビブを、みんなで試着してみたので評価してみまーす。
女性用サイクルパンツ(ビブ)の概要
- ブランド Café du Cycliste
- 商品名 ウィメンズ エイドリアン
- 価格 ¥25,545 (2020年3月)
- 丈 3/4丈
- タイプ タンクトップ型ビブ
- サイズ展開 XS, S, M, L, XL
- シーズン スリーシーズン(夏以外)
- パッド CyTech社製の女性専用パッド
- パッドの色 赤
- ずれ防止ストッパー あり(線状)
- 反射素材 あり(小さめ)
♦注意点(本文を参照してください)
- ひざ下の生地の色
- パッドの色
Café du Cyclisteカフェドシクリステ3/4丈女性用ビブ
今回レビューする女性用ビブはこちらの3/4丈。スリークォーターなので75%、ヒザと足首の真ん中らへんの丈ってことですね。
この丈、かわいいですよね♡
ソックスとビブの間だけ日焼けしちゃうけどね~。脚に自信のない私には、最も出番の多い丈です。
海外のブランドとしてはこのニッカー丈はめずらしいです。
ショート丈にニーウォーマーでこの丈にすることもできるけど、ウォーマーが太ももに食い込むのが嫌なのよね。なのでこの丈は嬉しい。
裾の切り替え3色ボーダーのようなデザインがカフェらしい。
注意点としては、グレーの部分にチェーンオイルがつくと目立ちます。脚にチェーン跡がつきやすい人(私です)は避けた方がいいかもー。
サイズXS、身長155㎝でこのくらいの丈です。
公式サイトの説明が正しいか検証
実物を見ながらサイトの説明を検証しまーす。サイトにはなんて書いてあるのかな...
寒い気候での走行に最適な、七分丈のウィメンズ防水サイクリングショーツ。女性ライダーのためにデザインされたショーツは、長距離走行中にも安定した筋肉サポートを提供します。
「寒い気候」という表現ですが、「冬用」という意味ではありません。英語では ”cooler weather””という表現になっていて、「ヒザを出すには少し肌寒い日」くらいのイメージかな~。
むむむ。日本語訳が納得できないので、サイトの英文を自前で翻訳します。意訳も入れちゃいます。
Women’s water repellent cycling shorts cut to 3/4 length to give more protection in cooler weather. The tailored cut specifically designed for female riders ensures an excellent fit and solid muscle support even on longer rides.
寒い気候での走行に最適な、七分丈のウィメンズ防水サイクリングショーツ。女性ライダーのためにデザインされたショーツは、長距離走行中にも安定した筋肉サポートを提供します。

レディースの撥水性サイクルパンツを、少し肌寒い日にうれしい7.5分丈にしました。女性専用に型紙をおこしました。フィット感抜群で、筋肉をしっかりサポート。ロングライドでも疲れません。
素材の厚さと暖かさ
Ideal for Autumn, Winter and Spring riding, the shorts combine the warmth of a thermal fleece lining on the upper legs with optimum ventilation and thermoregulation through the use of a mesh backed bib section.
アッパーレッグ部分に施されたサーマルライニングが暖かさを提供し、背面のメッシュビブが通気性と体温調節を促します。秋、冬、春の走行に最適なショーツです。

秋、冬、春スリーシーズンのライドに最適なパンツです。膝より上の部分はサーマルフリースの裏地で保温性を確保しながら、ビブの背中部分はメッシュ素材で通気性があるため、体温調節ができて暑くなりすぎることはありません。
■脚部分
裏がフリースということですが、着たときは全然気づきませんでした。黒い生地が一番しっかりした感じはしたけど。
改めて確認してみると、黒い生地は、裏フリースの暖かい生地でした。内もも部分が、縦に下まで黒くなっていますが、これはデザインではなく、フリースの保温効果を狙ったものでした。
生地を使い分けるのは機能や優しさかもしれないけど、私的には縫い目が多くなるのはいかがなものかと思います。
■ビブ部分
ビブ部分はタンクトップのような仕様になっています。背中側と、お腹の真ん中がメッシュ素材。
ストラップだけのものに比べると「1枚着ている」感じがしちゃいます。
ブラなしで着ることを想定しているのでしょうが、抵抗を感じる女子も多いかな。トイレでの自分の姿を想像するとちょっと恥ずかしい。誰も見てないけど。
フロントホックのブラと同じ金具がついているので、パッドをつければブラ無しでいけそうだと思いました。
ビブ部分の生地が黒ではなくグレーです。ビブ単体で見るとおしゃれなデザインですが、ちょっと問題が。
手を上に挙げるとこのようにグレーの部分が出てしまいます。着崩れは直すように。
もし、グレーの部分がメッシュだったらボンレスハム状態のお肉が見えちゃう(;^ω^)。ビブでなければ、下着や生のお腹が出てしまうところです。
シャモアパッドは「全然問題ない」けど色は赤!
The female specific pad from CyTech provides serious comfort due to its very high density foam inserts, the perforated construction ensuring excellent breathability while the smooth upper layer improves stability in the saddle.
密度の高いフォームインサートを使用したサイテック社の女性用パッドが素晴らしい快適性を提供し、メッシュ構造が通気性を実現。滑らかなアッパーレイヤーが走行中の安定性を向上します。

CyTech社製の女性専用パッド採用。内側クッションは高密度発泡素材で、空気孔の構造上優れた通気性があります。肌に近いアッパー部分はなめらかで、サドルとの一体感を感じられるでしょう。
商品説明って良いことしか書きませんから、本当のところは実際に自分で試してみないとわかりません。
高いものは、安いものよりは良いと思っていいでしょうが、それが好みに合うかどうかはまた別の問題です。
ウェアのメーカーが違っても、パッドが同じということはありますので、 CyTechというメーカー名は覚えておいて損はないかもしれません。
■パッドの感想
普段ラファのビブを愛用しているこのビブの持ち主Yちゃんの、シャモアパッドについての感想は、「全然問題ない」ということです。
彼女は細かいことにこだわらない性格で、パッドが合わないとか、お尻が痛いとかいう話は聞いたことがありません。それをふまえて、参考にしてみてください。
■パッドの色は赤
パッドの色について、サイトに画像も記載もないようです。
実際は赤でした。
私的にはがっかり。黒にしとけ、黒に。ぷんぷん。
その他の機能
These women’s shorts also feature smooth hold grippers to keep them in place no matter how hard the ride and reflective elements for safety in poor or murky light.
ウィメンズショーツにあしらわれたグリッパーが様々な走行中の動きに対応し、ショーツがずれるのを防ぎます。リフレクティブ機能で夜間走行の安全性を向上。

裾に滑り止めグリッパー付き。なめらかなのに、ハードに動いても裾はずれずに着崩れしません。暗くても安全に走れるよう、反射素材をあしらいました。
■滑り止めシリコン
「グリッパー」というのは俗に「シリコン」とか「滑り止め」とかいわれているものです。素材や形状によって、かぶれてしまう人もいるので要注意ポイントです。
上の画像では、裾を折り返しているので、グリッパー素材が見えています。ペパーミントグリーンの線状の部分がそうです。
それほどおおげさでも、べっとりする感じでもなく、普通な感じ。
もっと厚みがなかったり、点状のものもありますが、これはよくあるタイプのグリッパーです。
■反射素材
反射素材は小さめ。でもショート丈のサイクルパンツにはついていないこともあります。小さくてもついているところは〇。
Café du Cyclisteカフェドシクリステビブのサイズ感フィット感
今回はXSサイズです。
持ち主のYちゃんは155㎝48キロ。
背が高いので丈は短めですが、きついということはありません。きれいなフィット感です。
脚が太く、中途半端な丈は食い込むことが多いけど、これはいい感じ。着ていて楽でした。
パッド周りの切り替えや、縫い目が少なく、パッドのフチの段差もなだらかで自然な点が好印象でした。いかにもパッドがついてます!という感じがありません。
着心地とサイズの選び方
ビブはサイズ選びは、ジャージほどシビアではないと思います。
フィット感がある、サポート力があるといっても、そこまできつくなく、生地もよく伸びます。ガードルでいうとソフトからミディアムくらいかな?
たいていの人は、細身や太目であっても、丈(身長)でサイズを選べばよさそうです。
日本人女性に一番需要がありそうなXSサイズ(一番小さいサイズ)は、2020年3月下旬現在、在庫がありません。海外ブランドではこのサイズが売り切れていることが多いです。セールで手に入れるのは難しいかもしれません。

コメント