手が小さくてブレーキが握りにくい
握力がないからブレーキがよく効かない
という女子は多いです。
ディスクブレーキにすると楽だよ!という声もよくききます。
ディスクブレーキは確かに有効な解決策ですが、デメリットもあるし経済的負担も大きいです。自転車を買ったばかりだとか、そんなに乗らないという人は躊躇しちゃいますよね。

とはいえブレーキは命にかかわる重大な問題です。
今すぐ改善したい!という人に試してほしいことがあります。
フルフィンガーグローブがブレーキの効きを左右する
それは、グローブです。
指ぬきグローブの季節は気にならなかったのに、寒くなってブレーキが効きにくくなった、握りにくくなったと感じるということはありませんか?
フルフィンガーの場合、グローブによってブレーキレバーの操作感が大きく違ってきます。
ポイントはふたつ
- フィット感
- 指先の素材
- 手のひらのパッド
グローブのフィット感
外しやすさを重視してゆるめのグローブを選んでいませんか?グローブが大きいと、ブレーキを握った時にグローブの中で指が動いてしまい、しっかりブレーキをかけるのに余計な力が必要になっているかもしれません。
グローブの指先の素材
フルフィンガーのグローブの指先の素材も大切です。
多くは人差し指だけタッチパネル対応になっていて、他は人工皮革っぽい素材です。
同じように見えても、メーカーによって滑りにくさに差があります。実際にブレーキレバーを握ってみて、グリップ感を試してみてください。
おそらくなんですが、滑らなさすぎるものも危険なんだと思います。できるだけ素手に近い感覚のものを選びたいものです。
手のひらのパッド
手のひらのパッドが厚すぎると、ブレーキが握りにくくなります。衝撃吸収と、ブレーキ操作、どちらを取るか?
左側のものは、真ん中のパッドがでかすぎて邪魔です。
一番ブレーキ操作しやすかったグローブのメーカー
手持ちのグローブや、知人のものを比べて、ブレーキ操作がしやすいグローブが明らかになりました。
それは
パールイズミ!
デザイン面でいつもボロクソに言っているパールイズミのグローブですが、さすがは日本メーカー、細やかな心配りがされていました。
革っぽい素材の上に、指先に滑り止めのようなものが施されています。
冬仕様でゆるめのサイズを選んでいますが、自然なブレーキ操作で、防寒性も高い。邪魔な時はスポッと素早く外せます。
現行モデルの指先はこんな感じ
滑り止め加工は健在。薄いグレーの素材は、見た感じは本革っぽいのですが、多分人工?HPには具体的な素材は示されていませんでした。
難点は、黒い素材が茶色っぽく変色するところ。
ビブの黒と比べると、茶色いw
手持ちの物は、数年前のモデルでデザインがとってもださいのですが
今(2020/2021冬)のデザインはシンプルになって、少しマシになっているようです。
手持ちの中でのワースト
一番使いにくかったのは、ラファのグローブでした。
あくまでも手持ちの中で、です。デザイン重視でユニセックスを買ったので、サイズが合っていないことも一因です。
この少し毛羽立った黒い素材は、よく見かけますが、ほとんどグリップしません。
これで日光のいろは坂を下った時は怖すぎて、途中で素手にしました。
非視認性が気に入っているので、今はもっぱら街乗り用です。
アソスとCafe du cycliste
このふたつの手のひらの素材は、上のラファのものに似ている感じでした。実物は見たけど、実際に使っていないのでなんともいえません。
スペシャライズドのグローブ
スペシャのグローブはフィット感が好みなですが、防寒タイプはありません。
手のひらの素材、指先の加工はその年によって違います。
左の白っぽい素材は、パールのものに似ています。指先に滑り止めがついていなくてもグリップしやすい気がします。ただ、手のひらのパッドが好みじゃない。
右側の黒い素材はラファのものに似ています。あまりグリップしませんが、サイズがぴったりなので使いにくくはありません。
お気に入りだったのがこちら。
手のひら側の素材が、グレーで革っぽいヤツ。親指、人差し指、中指に指先加工あり。サイズがぴったり。
指先に穴があいちゃったけど、捨てきれないほどお気に入り。
まとめ
以上、ブレーキ操作のしやすさという視点から、ロングフィンガーグローブを勝手に比べてみました!参考になれば嬉しいです。
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