ラファのW100(ウィメンズワンハンドレッド)は、女性サイクリストのための世界的なライドイベントです。2019年、私は西伊豆を走ってきました。ラファのW100(ウィメンズワンハンドレッド)はどんなイベントなのでしょうか?
W100(ウィメンズワンハンドレッド)とは
イギリスのサイクリングウェアブランドRapha (ラファ)は、ウィメンズサイクリングをより活発にするために尽力しています。その活動のひとつに、W100(ウィメンズワンハンドレッド)というイベントがあります。
2013年にスタートしたこのイベントは、世界各国の女性たちに対し、この日に100kmを「一緒に」走ろうと呼びかけ、世界中の女性サイクリストの気持ちを一つに繋げてきました。
イベントと呼ぶのは正確ではないかもしれません。ライド運動とか、呼びかけみたいなものでしょうか。
女性サイクリストにむけて、「100㌔という距離にチャレンジしてみようよ!」「女性だけで(あるいは女性主体で)ライドできるんだよ!」というメッセージというか、後押しみたいなもの、と私は理解しています。
オリジナルジャージで気分が上がる
おしゃれなことに、W100を盛り上げるために、毎年オリジナルデザインのジャージが販売されるんです。これがまたかわいい。まだ買ったことはないけれど。

2018W100のジャージ
毎年新しいものを買わなくてもいいし、別のブランドでも、小物だけでも、お揃いにするのも楽しいですよ♬
一年に一日だけ、女性サイクリストにとって特別な日。この日、世界中の女性サイクリストが一緒に走ってるんだ!と思うとちゃんとライドを計画しようと思うし、頑張れる。
W100の参加方法や申し込み方法は?
W100の日にちは年によってばらばらです。7月だったり、2019年は9月14日でした。ラファのサイトで確認できます。
参加方法は簡単。その日に100㌔乗るだけ。一人でもOK。ストラバに参加申請することもできるみたいですね。
ラファ主催の公式ライド
ラファとしての公式ライドも開催されています。2019年のラファ東京発着のライドは、今まで100㌔走ったことがない人を対象に募集されました。なかなかの狭き門だったようです。
詳しい内容はラファのサイトで確認してください。わりと間際にならないと詳細が決まってない可能性があります。
2017年八ヶ岳ライド
2017年には、八ヶ岳での公式ライドがあったということを後から知り、次は参加しようと狙っていました。残念ながら、その後似たようなライドはありません。
八ヶ岳ライドは、上りが多めのコースで、かなりつらかったようです。お互いに励ましあって完走した女子たちは、その後とても強くなったし、今でも中がいいのでとてもうらやましいです。
2018年はたくさんの女子ライドが立ち上げられました
2018年は、ラファからの働きかけを受けた個人が各地でライドを企画。ラファのサイトで参加者を募集しました。私はライドリーダーのお手伝いとして参加しましたが、参加してくれたのはいつものメンバーに、もともとの知り合いが一人という結果でした。
試走もして準備し、乗り馴れない人をガイドするということで緊張していたのでちょっと拍子抜け。まだまだ知名度が足りないようです。
2018年は当日雨でした。そのため、中止になった別グループのライドに後日参加しました。こちらは20名以上の女子が集まりましたが、いつもの顔ぶればかりでした(笑)
ラファのジャージがなくても心配ありません
W100に限らず、ラファは誰でも参加できるオープンライドを開催しています。ラファのジャージを着なきゃいけないという条件はありません。ウェアの売り込みもありません。
とはいえ、参加者はラファファンが多いのでほとんどの人はなにかしらラファブランドを身に着けています。それが参加しずらい理由になっているかもですが、気にしているのは案外本人だけ。
ラファかそうじゃないか、ということよりも、おしゃれかどうか。機能性はどうか。サイズが合っているか。似合っているか。そのほうが大切。
一番の目当てはアフターパーティー
W100にはアフターバーティーがあり、女性サイクリストがおいしいおしゃれ料理を囲んで、それぞれのW100ライドを報告しあい、たたえ合い、自転車の話で盛り上がります。
私はこのパーティーに参加するためにW100の日に走っていると言ってもいいくらいです。だってご飯がおいしいし、これだけの女子が集まってしゃべる機会は貴重です。
事前に申し込みが必要です。ラファのサイトからチケットを申し込む形です。参加費は当日の支払い。2019年は2500円でした。
アフターパーティーは誰でも気軽に参加しちゃおう
W100当日に100㌔走ってないから参加できな~い、と躊躇しちゃうかもしれませんが、気にしなくて大丈夫。違う日に走ったから、来年走ってみたいから、なんて理由でもいいんです。会場はラファのお店なので、ついでにウェアを見たり試着したりできますよ。
一人でも、知り合いがいなくても大丈夫。「どこを走りましたか?」「どんな自転車に乗ってますか?」「自転車はじめて何年目ですか?」自転車という共通項があるから話題に困ることはありません。
自転車乗りはとってもフレンドリー。普段からはじてましての人たちと走ったり、初めての人とお泊りライドに行ったりしていますから。
ラファがあったから今の自分がある
今みたいに充実した自転車生活があるのはラファのおかげです。乗り方や、ウェアの着こなしや、学んだことはたくさん。なんといってもそこから始まって、広がった人とのつながり。大切な財産です。
ラファの回し者ではありません
こんなに言ってますけど、私はラファとは何の関係もありません。ラファのスタイルや考え方が合っているだけ。ラファのサイクリングクラブRCCにも入っていません。
RCCの知り合いはたくさんいますが、メンバーじゃないからといって区別する人はいません。RCCメンバ同士の方が顔を合わせる機会が多いから仲がいい、ということはあると思いますけど、それだけのことです。
合わなければ、それもよし。でも食わず嫌いはもったいない。
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